くりっく365の問題解決法
アニュアルリポート「株主への手紙」のなかでWルチは「GEの市場シェアが17%以下になるよう定義せよ」と17年7月に指示したことをあきらかにしている。
それでも保険市場では「ナンバー1、ナンバー2戦略」は無理で、GEお得意の「バウンダリーレス(境界のない)」な行動をとっても、残す分野ではなく売却という決断に達したのだろう。
これに対し、AIG側は余裕の会見で、CナックCEOは、日本市場での今後の展開について「AIGはこれまでいったことは必ず、実行している。
C代田生命もAIGSター生命となり、すばらしい成功を収めている。
損害保険ではF士火災への戦略的投資を実施した。
今後とも日本経済には明るい見通しをもっている。
機会があれば、買収も視野に入れたい」。
また日本市場で、生命保険会社をAリコジャパン、AIGSター生命保険、今回のEジソン生命と3社もつことについて、「日本で3社というのは必ずしも、多いと思わない。
再編は考えていない。
効率化を図るという意味で、一緒にできる部分もあるとは思うが、商品、サービスをすべて同じにする必要もない。
それぞれの個性をもちながら、顧客基盤にあったユニークな商品・サービスを展開していくことが重要である。
Aリコ、Sター、Eジソンはそれぞれ活力があり、さらに成長できると思っている」と、日本市場の先行きに自信を示すとともに、再編には否定的な考えを明らかにした。
破たんしたT邦生命をベースにしたのが出発点だから、AIGEジソン生命は日本社の土着なビジネスモデルが母体ということになる。
現在でも営業社員の4割が旧T邦生命出身で、T邦生命の企業文化に一度は馴染んだという人が一番、多い。
その後、GE、AIGと異なる企業文化の洗礼を受けるわけで、そのなかで生き残るだけでも大変なエネルギーがいったことになる。
K岡社長は「T邦生命から働き続けてきた人のスキルは凄いものがある。
年配のプロデューサーには、コンサルティング営業ができる人も多い。
経営が二転三転するなかで、お客さんに認められ、本人も相当な努力を続けたから、生き残っていると、いい切ってもよいと思います」とT邦文化をほめたたえる。
日本社そのものの企業文化で育ち、Mーディーズ社の格付では171717(トリプルC−、財務内容きわめて不十分、保険金支払い継続は非常に難しい)という劣悪なところまで下がった社会的信用のなかで営業を続け、GE、AIGと経営が変わっても地道に努力し、生き抜いてきた人がほとんどだ。
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